“左将軍（さしょうぐん）” の例文

帝の特旨に依って、玄徳は、左将軍（さしょうぐん）宜城亭侯（ぎじょうていこう）に封ぜられた。

三国志：05 臣道の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“左将軍（前後左右将軍）”の解説

前後左右将軍（ぜんごさゆうしょうぐん）は、中国の秦・前漢以降の官職で、前将軍、左将軍、右将軍、後将軍の総称である。
四征将軍・四鎮将軍に比較して四方将軍と呼称されることもある。
中国では四征将軍・四鎮将軍・四安将軍・四平将軍を外征に携わる者として外朝廷将軍、四方将軍を大将軍・驃騎将軍・車騎将軍・衛将軍とともに朝廷内にあって政治にも関与する者として中朝廷将軍とする分類や、大将軍・驃騎将軍・車騎将軍・衛将軍・四征将軍・四鎮将軍・四方将軍を雑号将軍に対して重号将軍と総称する分類もある。
『宋書』百官志上、下によると、宋においては四征将軍・四鎮将軍より下位にあった。しかし、時代や就任している人物によってその地位は変化するため、絶対的な順位はない。
(出典:Wikipedia)

左	常用漢字 小１ 部首:⼯ 5画
将	常用漢字 小６ 部首:⼨ 10画
軍	常用漢字 小４ 部首:⾞ 9画