“岩漿帯”の読み方と例文
読み方割合
マグマ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
確実に、モローゾフ教授のような天才的な頭脳は、博士のいまいましい誤謬の犠牲になって、ロバトカ山の岩漿帯マグマの中でなど亡びてはいけないのだ。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「ねえ、博士。われわれは、今どろどろの岩漿帯マグマの中へ落ち込もうとしているのですな。私が地獄の道連れなら、あなたも、さぞ、ご満足でしょう」
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかし、それはあなたがおっしゃるような状態においてあるんじゃない。中心圏セントロスフェーアを透して、まっすぐにどろどろの火が燃える岩漿帯マグマに向っているのです。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)