尾根をね)” の例文
我等の歩いてゐる尾根をねの右側の遠い麓には荒川が流れてゐ、同じく左側の峡間の底には末は荒川に落つる中津川が流れてゐた。いや、ゐる筈であつた。
木枯紀行 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)