妖気靉靆えうきあいたい)” の例文
妖気靉靆えうきあいたいたる耽美主義の畠に、「お艶殺し」の如き、「神童」の如き、或は又「お才と巳之助」の如き、文字通り底気味の悪いFleurs du Mal を育ててゐた。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)