大矢野おおやの)” の例文
大矢野おおやの島と千束せんぞく島(この島は天草の乱の策源地といわれている)の間をぬけ、やがて上島近くにさしかかると、雲はいく分切れ、風も弱まつたようであつたが、波はいよいよ高く
天草の春 (新字新仮名) / 長谷健(著)