“夢香洲”の読み方と例文
読み方割合
むこうしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治の初年詩文の流行を極めた頃、小野湖山は向島の文字を雅馴がじゅんならずとなし、其音によって夢香洲むこうしゅうの三字を考出したが、これも久しからずして忘れられてしまった。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)