唯美ゆいび)” の例文
読書もすれば、せさらぼうた肉体を駆使して、ガラス工場の監督指揮にも当たり、私と会えば、昔ながらの彼の不可思議なる唯美ゆいび思想を語るのに、なんのさしさわりもないのでした。
鏡地獄 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)