古陋頑迷ころうがんめい)” の例文
そういう君の上品ぶりの古陋頑迷ころうがんめい、それから各々ひらき直って、いったい君の小説——云云と、おたがいの腹の底のどこかしらで、ゆるせぬ反撥、しのびがたき敵意、あの小説は、なんだい
喝采 (新字新仮名) / 太宰治(著)