“侍中群要”の解説
侍中群要(じちゅうぐんよう)は、平安時代以後、朝廷にあって機密の事務をつかさどった高級官僚の蔵人(侍中)に関する種々な事例を集めて記した有職故実書である。全10巻。著者・成立ともに不明だが、最新の記事は延久3年(1071年)であることから、それ以降の成立である。橘広相を著者とする説もあるが、成立時期からすると誤りである。
現存する最古の完本は、鎌倉幕府第15代執権北条貞顕が嘉元4年(1306年)に書き写させた金沢文庫本で、名古屋市が所有(蓬左文庫保管)し、国の重要文化財である。
(出典:Wikipedia)
現存する最古の完本は、鎌倉幕府第15代執権北条貞顕が嘉元4年(1306年)に書き写させた金沢文庫本で、名古屋市が所有(蓬左文庫保管)し、国の重要文化財である。
(出典:Wikipedia)