上日うはひ)” の例文
上日うはひがいいので、電車から橋を渡つて赤い鳥居の並んだ途をあるいて来る間に、全身は少し汗ばむ程であつた。座敷へ落着くと軽い疲労を覚えて私はすぐ横になつた。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)