一文不知いちもんふち)” の例文
ちょうど一文不知いちもんふちの者にかえって信心の精髄が宿るのと同じなのです。そうして下根の凡夫にかえって救いが誓われているあの他力の妙理がここにも見られるのです。
美の国と民芸 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)