そもそも)” の例文
と云うのは、はじめは気がつきませんでしたが、まあ云えば私自身そんな視線を捜しているという工合なのです。何気ない眼附きをしようなど思うのが抑そもそもの苦しむもとです。
橡の花 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)