きちろう吉郎)” の例文
太閤でんかも当時は木のした藤きちろう吉郎と申されて、おしろから八丁ばかりの虎御前山にとりでをきずいて、城内のようすをうかゞっておられました。
盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)