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かきがら
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牡蠣殼
ふりがな文庫
“
かきがら
(
牡蠣殼
)” の例文
此頃、
みよふ
(
妙
)
な岩に行かなぐり上りしが、ふと四方を見渡たして思ふニ、
扨〻
(
さてさて
)
世の中と云ものハ
かきがら
(
牡蠣殼
)
計である。人間と云ものハ世の中のかきがらの中ニすんでおるものであるわい、おかし/\。
手紙:062 慶応三年四月初旬 坂本乙女あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)