“ドン・キホーテ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
工夫に富める紳士50.0%
工夫に富んだ紳士50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ私は、夜昼の差別も忘れた鬱屈のランプの影で、妄想の捕虜となりつゞけてゐた浅間しい私は、遂に、ラア・マンチアの工夫に富める紳士ドン・キホーテを嗤ふことの出来ない「勇敢なる騎士」であつた。
鬼の門 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
村長は案の条ラ・マンチアの工夫に富んだ紳士ドン・キホーテに変装してゐたのです。
馬上の春 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)