“ダシュト・イ・カヴィル”の漢字の書き方と例文
語句割合
大塩沙漠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やれやれ、おなじ事なら探検で死んだほうがいい。僕は『大塩沙漠ダシュト・イ・カヴィル』地下の油層をさぐるわけだったのです」
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
大塩沙漠ダシュト・イ・カヴィルの覗き穴から地下へ帰った、女王ザチが美袍ガウンを着、いまは死体となって油の流れにまかせている。夢ではないか。これは一体なんということだろう。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
と、そそるようにセルカークの顔をみる、折竹も相当の役者ではないか。俺を放て……そして、大塩沙漠ダシュト・イ・カヴィルへやり、覗き穴を探させろ……そうすりゃ、セルカークは億万長者になれる。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)