“りうさんし”の漢字の書き方と例文
語句割合
硫酸紙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無經驗家は腐敗を防ぐ爲めに防腐劑を使ふかと思へば、儉約の爲め硫酸紙りうさんしの代りにパラピン紙を用ひて、白色の身に黒みを帶びさせてしまふ樣な、どちらもけちな、間違つた仕かたであること。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)