“みずせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水堰50.0%
水閘50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
U字型になっている便器の水堰みずせきを超え得ないで、烈しい水の渦巻きの中をクルクル回転したまま、又もとの水面に浮かみ上がって来るかどうかを見届けられなかったのは
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それは水閘みずせきの唸り声のやうでした。そして同時に地の中へ追ひやられるやうによろ/\しました。が、それだけで何事もありませんでした。月はやはり輝いて居り、夜は穏やかに晴れてゐました。