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みいたるしつちういちぶつなし
ふりがな文庫
“みいたるしつちういちぶつなし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
見到室中無一物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見到室中無一物
(逆引き)
「
考慮閃来如電光
(
かうりよひらめききたつてでんくわうのごとし
)
、
茫然飛入老婆房
(
ばうぜんとんでいるらうばのばう
)
、
自談罪跡真耶仮
(
みづからだんずざいせきしんかかか
)
、
警吏暗殺狂不狂
(
けいりあんさつすきやうかふきやうか
)
」(第十三回)「
窮女病妻哀涙紅
(
きゆうぢよびやうさいあいるゐくれなゐに
)
、
車声轣轆仆家翁
(
しやせいれきろくとしてかをうたふる
)
、
傾嚢相救客何侠
(
なうをかたむけてあひすくうふかくなんぞけふなる
)
、
一度相逢酒肆中
(
いちどあひあふしゆしのうち
)
」(第十四回)「
可憐小女去邀賓
(
かれんのせうぢよさつてひんをむかへ
)
、
慈善書生半死身
(
じぜんのしよせいはんしのみ
)
、
見到室中無一物
(
みいたるしつちういちぶつなし
)
、
感恩人是動情人
(
かんおんのひとはこれどうじやうのひと
)
」(第十八回)の如し。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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