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まりよ
ふりがな文庫
“まりよ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
毬代
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毬代
(逆引き)
隱居の葉賀井
兼齋
(
けんさい
)
、大肌脱になつて、自分の皺腹に短刀を突つ立てんとするのを、娘の
毬代
(
まりよ
)
が、必死となつて
縋
(
すが
)
り付いてゐるのです。
銭形平次捕物控:317 女辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
奧と言つても六疊が一つに四疊半が一つ、平家の四疊半には、美しい娘の
毬代
(
まりよ
)
が起きて居て、せつせと父親の肌着らしいものを縫つて居ります。
銭形平次捕物控:317 女辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
孫三郎はケロリとして寢てしまひましたが、娘の
毬代
(
まりよ
)
、なまじ劍術の一と手も心得て居るだけに、錢形の親分は、孫三郎を辻斬の本人と睨んで樣子を見に此處へ來たに違ひない。
銭形平次捕物控:317 女辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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