“ひこうしょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
緋紅色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燃えるような緋紅色ひこうしょくの花と紫がかった花とがおもしろく入り交じって愉快な見ものであった。
錯覚数題 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
白かね色の曙の光はまただんだん緋紅色ひこうしょくを現わした。太陽の光は続いて屋根の背を照し、單四嫂子は眼を見張ったままぽかんと坐っていると、門を叩く音がしたので、喫驚びっくりして急いで門を開けた。
明日 (新字新仮名) / 魯迅(著)