“たいはいじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
頽廃人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静也は、東京市内のM大学の政治科を卒業し、高等下宿の一室に巣喰いながら、国元から仕送りを受けて、一日中を、なすこともなくごろごろして暮して居るという、近代に特有な頽廃人たいはいじんであった。
死の接吻 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)