“こうたいごう”の漢字の書き方と例文

語句	割合
皇太后	100.0%

皇太后

そこで、先帝のみきさき、皇太后（こうたいごう）の姞子（よしこ）に「——後嵯峨の御遺志は、どちらにあったか」を伺わせるという扱いに出たのである。

私本太平記：03 みなかみ帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

この上に、皇太后（こうたいごう）の西園寺姞子が、亡き後嵯峨の偏愛を、とかく強く奉じていた。——下々にもありがちな、感情上の、臆測しがたい事情も潜在していたにちがいない。

私本太平記：03 みなかみ帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)