“くろむらさき”の漢字の書き方と例文
語句割合
黒紫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半ばは純白の雪に輝き、なかばは山肌の黒紫くろむらさきが沈んだ色に輝いてゐた。而してその山肌には百千の糸巻の糸をほどいて打ち垂らした様に雪がこまかに尾を引いてしづれ落ちてゐるのであつた。
木枯紀行 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)