“かんたんふく”の漢字の書き方と例文
語句割合
簡単服100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もの憂げに振り向くと、先刻の令嬢が、白い簡単服かんたんふくを着て立っている。肩には釣竿をかついでいる。
令嬢アユ (新字新仮名) / 太宰治(著)
青い簡単服かんたんふく着て、窓のすぐ傍の椅子に腰かけている少女の姿である。そこに少女の坐っているのを、そのときはじめて知ったわけである。私は、けれどもあまり問題にしなかった。
美少女 (新字新仮名) / 太宰治(著)