“あをべうし”の漢字の書き方と例文
語句割合
青表紙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開かうとして居るくらゐで、せめて伜が、青表紙あをべうしの化物のやうになる代りに、物の道理や、遊びのいきさつまで心得て、私の相談相手になつて欲しいと望んで居ります
青表紙あをべうしの化物のやうな瓢箪息子へうたんむすこが、毛むくじやらの大肌脱ぎに、取亂した獰猛だうまうな男が、首筋を刺されてフン反り返つて死んで居るのを見て、膽をつぶしたのは、まことに當然のことだつたのです。