よしなし事よしなしごと〔源内の手紙、原稿料のことなど〕〔げんないのてがみ、げんこうりょうのことなど〕
父の死に會して家に歸つた折、偶々家に平賀源内の手紙があるのを知つた。手紙は、次ぎの通である。 二白 私數年願置の秩父鐵山も成就仕追々生鐵鋼鐵共澤山出且刀劍にも爲作候處無類の上鋼鐵にて利劍を鍜出先日より田沼君へ差出置追て御樣させ被下筈に御座候 …
作品に特徴的な語句
ため