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『千葉海岸の詩』
ふりがな文庫
『
千葉海岸の詩
(
ちばかいがんのし
)
』
我れ生存に行き暮れて 足どり鈍くたたずめど 満ち足らひたる人のごと 海を眺めて語るなり あはれそのかみののぞき眼鏡に 東京の海のあさき色を 今千葉に来て憶ひ出すかと 幼き日の記憶熱をもて妻に語りぬ ここに来て空気のにほひを感じる うつとりと …
著者
原民喜
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
千葉
(
ここ
)