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『小林秀雄と美』
ふりがな文庫
『
小林秀雄と美
(
こばやしひでおとび
)
』
先年、小林秀雄と、清荒神へ鉄斎の絵を見に行ったことがある。そのときは、一日中かかって、奥の広い座敷で、百幅近い鉄斎を見た。 天気のよい日で、白い障子が明るく、室内は森閑としていた。この部屋は、鴨居にたくさん折釘がついていて、十幅くらいの掛物 …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「小林秀雄全集月報第五号」新潮社、1956(昭和31)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
零
(
ゼロ
)
重み
(
ウエイト
)