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『紙の行方』
ふりがな文庫
『
紙の行方
(
かみのゆくえ
)
』
前の話で、家をもったら、紙の始末をどうするか、少し気になるという話を書いたが、その始末法はきわめて簡単にわかった。半分は棄て、半分は燃してしまうのである。 前にいったように、新聞紙と、買物の時にくれる紙袋とが、心配していたとおりに、みるみる …
著者
中谷宇吉郎
初出
「図書」1952(昭和27)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
焔
(
ほのお
)