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『永井荷風』
ふりがな文庫
『
永井荷風
(
ながいかふう
)
』
先生に関しては約半世紀の追想があり、既に蕪稿も千枚近く書いて来た。その結論をここに今二枚に要約するのは相当にむつかしい。先生は自ら無頼漢を以つて居られるが、実は良家の躾の身についた紳士で、その躾とお屋敷風に反逆したのが荷風文学である。その人 …
著者
佐藤春夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「読売新聞」1952(昭和27)年2月11日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
可惜
(
あたら
)