私は美術のことに從つてゐる者なので、この世の美について常に心を用ゐざるを得ない。そして世人の普通考へてゐるやうな眼や感情に、ただ奇麗に見える事物を直ちに美なりとする考へ方を、もう一歩深めてもらひたいと熱望してゐる。 美とは決してただ奇麗な、 …
著者 | 高村光太郎 |
ジャンル | 芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術理論 美学 |
初出 | 「令女界 第十八巻第十二号」宝文社、1939(昭和14)年12月1日 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
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