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『山の歓喜』
ふりがな文庫
『
山の歓喜
(
やまのかんき
)
』
あらゆる山が歓んでゐる あらゆる山が語つてゐる あらゆる山が足ぶみして舞ふ、躍る あちらむく山と こちらむく山と 合つたり 離れたり 出てくる山と かくれる山と 低くなり 高くなり 家族のやうに親しい山と 他人のやうに疎い山と 遠くなり 近 …
著者
河井酔茗
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「酔茗詩集」アルス、1922(大正11)年
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
歓
(
よろこ
)
疎
(
うと
)