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『この頃の皇太子殿下』
ふりがな文庫
『
この頃の皇太子殿下
(
このころのこうたいしでんか
)
』
今の東宮仮御所のある渋谷常盤松の辺は、土地がゆるやかに起伏し、道路が不整な線をなしてその間にうねっている。幾つかの凸凹の一凸部の端に仮御所はある。もと東伏見大妃殿下のおられた天井の高い旧式の洋館である。 食堂に下りて来られる以外、皇太子殿下 …
著者
小泉信三
ジャンル
歴史 > 伝記 > 系譜・家史・皇室
初出
「文藝春秋」文藝春秋新社、1959(昭和34)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
公
(
おおや
)
迂
(
うと
)