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『不可入性』
ふりがな文庫
『
不可入性
(
ふかにゅうせい
)
』
自分の感情に自分で作用される奴は なんとまあ伽藍なんだ 欲しくても 取つてはならぬ気もあります 好きと嫌ひで生きてゐる女には 一番明白なものが一番漠然たるものでした 空想は植物性です 女は空想なんです 女の一生は空想と現実との間隙の弁解で一 …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
盲目
(
メクラ
)