『聖の行くべき道』
そこはねずみも歩かない 歩くべきではない ひじりの行くべき道である 空は明るく明るく まひるの如くに明るい 一しきり降っていった雪は 野に山に路に庭に 夢見る様に積もっている 雪は白い何よりも白い きよめられたる様に白い 天と地の合体の風景 …
| 著者 | 今野大力 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
| 初出 | 「旭川新聞」1924(大正13)年3月31日 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約1分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
撒