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『軍服を着た百姓源造の除隊』
ふりがな文庫
『
軍服を着た百姓源造の除隊
(
ぐんぷくをきたひゃくしょうげんぞうのじょたい
)
』
「おお源造よ帰って来たか」 つまごをはき、雪路を踏んで、馬橇の上で別れて行ったあの日、 「俺あクジ逃れだ、俺には只一人のお母がいる、お母はおいぼれ……」 「でも源造よ、お上はお前や俺等のために、どうにもなんめいぞ、誰ぞと代って下されと、あれ …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「プロレタリア 創刊号」1930(昭和5)年十二月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
奪
(
と
)