白い独楽しろいこま
白昼だから秋だから原つぱは白かつた 白昼だから秋だから空も白かつた 原つぱのまんなかでひとり 戸山学校の生徒が喇叭を吹いてゐた 赤いズボンはいて喇叭を吹いてゐた 白昼だから秋だから原つぱは廻つてゐた 白昼だから秋だから空も廻つてゐた 赤い心 …
作品に特徴的な語句
しん