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『メーデーを待つ』
ふりがな文庫
『
メーデーを待つ
(
メーデーをまつ
)
』
うす暗い長屋のすみで、毎日、 私と坊やは糊まみれ、 糊にまみれてせっせと渋団扇を張るけれど 戦争にあなたを奪われた私の生活 張っても張っても追っつかない 苦しい暮しの真ただ中で——おお早や五月 闘いのメーデーが来る! おお戦争と白テロの渦巻 …
著者
木村好子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「働く婦人」1932(昭和7)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
示威
(
デモ
)
月
(
つき
)
葬式
(
とむらい
)