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『山上の歌』
ふりがな文庫
『
山上の歌
(
さんじょうのうた
)
』
同志等よ素晴らしい眺めではないか 君達の胸はぶるぶると打ちふるえないか 脚下の街に林立する煙突と空を蔽う煤煙と るるるるっと打ちふるえている工場の建築物 おおそして其処で搾りぬかれた仲間等が吹き荒ぶ産業合理化の嵐の前に怯え恐れ資本への無意識 …
著者
今村恒夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「ナップ」1931(昭和6)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
燐寸
(
マッチ
)
瓦斯
(
ガス
)