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『窓にて』
ふりがな文庫
『
窓にて
(
まどにて
)
』
うらの窓から見ると すぐ窓下の庭にあるひねくれ曲った一本の木 すっかり葉っぱの落ちつくした それは大きないちじくの木だ そこに槇の生垣がある その外は一めんの野菜畠で 菜っぱや大根が葱もいっしょに青々としている その上をわたってくる松風や浪 …
著者
山村暮鳥
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「労働文学」1919(大正8)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
鵙
(
もず
)