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『棺の後ろから』
ふりがな文庫
『
棺の後ろから
(
ひつぎのうしろから
)
』
爺さん、立上れ! お前はそっちを担いでくれ、俺はこっちを担ぐ 泣くな、爺さん、これがどうしたと言うんだ? 死んだんだ、死んだだけだ そして死ぬと言う事は死ぬことだ—— 「お粥でいいから、ねえ、食べさして」 と彼奴が言った時に、 お粥はおろか …
著者
三好十郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「戦旗」1928(昭和3)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
咽喉
(
のど
)