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『城山城趾にて』
ふりがな文庫
『
城山城趾にて
(
しろやまじょうしにて
)
』
頬にしぶく氷雨忘れて一時を敗軍の士の心しのびぬ かなしさは落城のあと冬たけて御所ヶ丸山さびしくそびゆ 武士の魂とむらふや音たてゝ枯草山にひたしぶくあめ とけ殘る雪まだらなる谷あひに炭燒く煙低く流れぬ …
著者
桜間中庸
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
武士
(
ものゝふ
)