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『三人目の患者』
ふりがな文庫
『
三人目の患者
(
さんにんめのかんじゃ
)
』
三人目の患者は、 いかにもつかれきつた風をして、 べろりと舌をたらした、 お醫者が小鼻をとんがらして、 『氣分はどうです』 『よろしい』 『食物は』 『おいしい』 『それから……』 『それからすべてよろしい』 そして患者は椅子からとびあがつ …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
眞赤
(
まつか
)