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『幼き妹に』
ふりがな文庫
『
幼き妹に
(
おさなきいもうとに
)
』
いもうとよ、 そのいぢらしき顏をあげ。 みよ兄は手に水桃をささげもち、 いつさんにきみがかたへにしたひよる、 この東京の日くれどき、 兄の戀魚は青らみてゆきて、 日毎にいたみしたたり、 いまいきもたえだえ、 あい子よ、 ふたり哀しき日のした …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
草木
(
さうもく
)
水桃
(
みづもも
)