秋日行語しゅうじつこうご〔ちまた、ちまたを歩むとも〕〔ちまた、ちまたをあゆむとも〕
ちまた、ちまたを歩むとも ちまた、ちまたに散らばへる 秋の光をいかにせむ たそがれどきのさしぐめる 我が愁をばいかにせむ 捨身に思ふ我が身こそ びいどろ造りと成りてまし うすき女の移り香も 今朝の野分に吹き散りて 水は涼しく流れたり 薄荷に …
作品に特徴的な語句
薄荷はつか
題名が同じ作品
秋日行語:〔菊もうららに〕 (旧字旧仮名)萩原朔太郎 (著)