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『小熊秀雄と藤原運』
ふりがな文庫
『
小熊秀雄と藤原運
(
おぐまひでおとふじわらうん
)
』
サガレン。絶北の植民地。———こゝに小熊秀雄かつて行商の鍬と共に放浪し 数年後藤原運またショベルを携えて徘徊した 小熊秀雄は自然を最もよく背后の凹影に見た 藤原運は自然を最もよく前面の凸影に見た 小熊秀雄は社会を痴呆せる自然の背后におしかく …
著者
槙村浩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徘徊
(
はいかい
)