〔霧降る萱の細みちに〕〔しもふるかやのほそみちに〕
霧降る萱の細みちに われをいぶかり腕組める なはたくましき漢子かな 白き上着はよそへども ひそに醸せるなが酒を うち索めたるわれならず はがねの槌は手にあれど ながしづかなる山畑に 銅を探らんわれならず 検土の杖はになへども 四方にすだける …
作品に特徴的な語句
つちかひ