私信ししん
叔母さん。けさほどは、長いお手紙をいただきました。私の健康状態やら、また、將來の暮しに就いて、いろいろ御心配して下さつてありがたうございます。けれども、私はこのごろ、私の將來の生活に就いて、少しも計畫しなくなりました。虚無ではありません。あ …
題名が同じ作品
私信 (新字新仮名)太宰治 (著)
私信:――野上彌生様へ (新字旧仮名)伊藤野枝 (著)