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『四つの道徳』
ふりがな文庫
『
四つの道徳
(
よっつのどうとく
)
』
小児が河の中に溺れている。そこを四人の人が通り掛かる。 その一人は思った。自己はただ自己のためにすれば善い。彼はそ知らぬ顔をして通り過ぎた。 もう一人は考えた。もしあの児を助けたら、神様はきっと何かの褒美を下さるに違いない。彼はただちに水の …
著者
大杉栄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「家庭雑誌 五巻四号」1907(明治40)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小児
(
こども
)